新たに広域連合長が就任しました

この度、神奈川県後期高齢者医療広域連合長に就任いたしました、茅ヶ崎市長の佐藤光でございます。日頃から、被保険者の皆様、医療機関その他関係者の皆様には、当広域連合の運営につきまして、格別の御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。新型コロナウイルス感染症の5類移行後、4年ぶりとなるお祭りや花火大会が各地で開催され、以前のように家族や友人などとコミュニケーションをとることができるようになってきました。引き続き、保険者として被保険者皆様の健康の維持、増進に努めてまいります。

さて、後期高齢者医療制度は、原則75歳以上の方を対象とし、高齢者医療を社会全体で支える観点に立ち、世代間の負担の明確化を図るために平成20年4月にスタートし、16年目を迎えました。

当広域連合は、被保険者数が127万人を超え、制度発足時に比べ約1．9倍となりました。また、財政面では、令和4年度の保険給付費が初めて1兆円を超える約1兆4億円に、制度発足時に比べ約2．2倍となり、団塊の世代の方がすべて75歳以上となる令和7年以降、今以上の保険給付費の増加が見込まれます。

国においては、全世代型社会保障制度の改革を進めているところであり、後期高齢者を取り巻く環境が大きく変化しようとしています。当広域連合におきましても、これからも被保険者の皆様が日々の暮らしを住み慣れた地域で健やかに安心して送っていただけるよう、県内33市町村及び関係機関と緊密に連携を図りながら、後期高齢者医療制度の安定的な運営に努めてまいります。

引き続き、皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和5年8月

神奈川県後期高齢者医療広域連合長（茅ヶ崎市長）

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